歯とお口の健康は、生涯おいしく食事をし、健康で充実した毎日を過ごすためにはかかせません。 かつて歯科医院は「歯が痛くなって仕方なく行くところ」でした。 しかしこれからは「積極的に利用し、虫歯や歯周病などを予防するところ」に変わる時代です。 予防治療は、お口のクリーニングやチェックを行い、その健康を維持していくために重要です。
歯の治療は、その後の予防が最も大事!定期的なクリーニングなどを行うことで、病気の再発や発症を未然に防ぐことができます。困ったことが起きても「早期発見」「最小限の治療」で済ませることができるのです。そのため、さくらいデンタルクリニックでは、2~3カ月に1度、定期健診の予約を取っていただきます。しっかりと診察させていただきますので、予約制とさせていただいております。患者さまが一生、ご自分の歯でおいしく食事をし、歯に困ることがないようにアフターケアまで責任をもって携わりたいと考えております。
1口腔内検査
虫歯など異常がないかチェックします。
2染め出し・歯磨き指導
歯を赤く染めて、歯磨きできるところとできていないところをチェックします。
3フッ素塗布
虫歯に負けない強い歯を作ります。
フッ素とは、鉄やカルシウムのように自然の中にある元素です。フッ素を歯に作用させると、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。歯の表面をコーティングするのではなく、歯の表面そのものを強化します。通常の歯の結晶よりも丈夫になりますので、虫歯菌の出す酸にもより強くなります。
フッ素は乳歯や生えたての永久歯の虫歯予防に効果があります。歯の表面はきれいなエナメル質が整っていないケースが多くあり、触るとツルツルでない状態です。そのため、茶しぶがつきやすく汚れやすくなります。そこで早く丈夫な歯にしようというのが、フッ素治療です。
ご家庭でも、フッ化物配合の歯磨き剤を使用すればある程度の虫歯予防効果はあります。しかし私たち歯科医師や歯科衛生士にお任せいただければ、濃度の高いフッ化物溶液が使用できますのでご家庭の歯磨きよりも遥かに高い効果が期待できます。適切な時期としては、歯の生えはじめが最も効果的です。また重ねて塗布することで効果が上がりますので、乳歯が生え始める1歳頃から、永久歯が生え揃う14歳頃まで4~6ヶ月ごとにフッ化物を塗布するとよいでしょう。
体重60kgの大人で、フッ素を300mg、体重10kgの子どもでフッ素50mgを摂取すると危険とされています。 しかし病院で塗布するフッ素は多くて2mgです。フッ素を添加した水でも、1リットル飲んでようやく約1mgのフッ素量ですから、たとえ多少口の中に残ったとしても、通常これで危険になることはありえません。 厚生労働省や文部科学省、日本歯科医師会などが虫歯予防にフッ素を使うことを推奨しています。
虫歯は、菌が糖類(主に砂糖)を餌にして酸を作り、歯を溶かしていく病気です。実は私たちの歯は、食事をするたびに表面がわずかずつ溶けています。唾液に含まれるカルシウムが、歯を修復しているのです。ところが間食やだらだら食いが多いと、唾液による修復が追いつきません。歯が溶ける時間が長くなってしまい、本物の虫歯になります。また、よく噛むことは唾液の分泌を促し、細菌に対する抵抗力を高め虫歯や歯周病を予防します。
私たちの口の中には、いろいろな細菌が住んでいます。虫歯の原因となるのは、そのうちの「ミュータンス菌」です。しかしこの菌がいるだけでは、虫歯にはなりません。この菌は砂糖が大好きで、砂糖を栄養にしてネバネバとしたデキストランというものを作り出します。このデキストランが、他の細菌や食べ物のカスを取りこみ、歯垢(プラーク)と呼ばれる膜を作るのです。膜は、細菌たちの居心地の良い住処となります。細菌は繁殖して酸を出します。この酸が歯を少しずつ溶かしてしまうのが「虫歯」なのです。
歯が生えていない0歳のお子さまのお口からみさせていただきます。 授乳、離乳食、いつから歯磨きするのかなど、これからのお口の健康についてなんでもご相談下さい。
歯並びは遺伝の要素は少なく、実は幼い頃からの口や体の癖で決まります。正しいお口の機能を育てるために、今できることから始めてみませんか。
さくらいデンタルクリニックでは0歳からみさせていただくことができます。3歳までに歯科に通っているお子さまは虫歯になりにくいというデータもあります。
さくらいデンタルクリニックでは、月に一回習い事のように通っていただくプログラム【はぐはぐクラブ】をご用意しています。お口を使ったあそびや、食べ方、歯磨きの仕方、何を使えばよいか、こんなことに注意!など、その時期に合ったお話しをさせていただきます。もちろんその都度お困りのことはなんでもご相談下さい。お子さまと通うまるで初めての習い事を一緒に始めてみましょう。
まずは月に一回開催している赤ちゃん歯科無料セミナー&相談会にぜひご参加下さい!
高齢な方や体の不自由な方など、歯科医院への通院が困難な方がご自身や施設で、一番楽な姿勢のまま歯科診療お受けいただけるシステムです。
治療に必要なものは、全てこちらで揃えてありますので準備は一切必要ありません。 患者さまの全体的な状態にも配慮し、かかりつけの内科医や、介護にあたっている方と密に連携をはかりながら治療を進めていきます。
治療に必要なものは、全てこちらで揃えてありますので準備は一切必要ありません。患者さまの全体的な状態にも配慮し、かかりつけの内科医や、介護にあたっている方と密に連携をはかりながら治療を進めていきます。
Q
治療が必要かどうか診てもらうだけでも来てもらえますか?
A
在宅での歯科の検診、お口の相談だけでも行います。まず一度検診を受けて、治療が必要がどうかだけでも診てもらいましょう。
寝たきりではないのですが、診てもらいますか?
自力通院が可能な方は、保険診療下での訪問診療の対象とならない場合があります。個別のケースによって違いがありますので、お気軽にご相談下さい。
訪問診療は誰でも受けれますか?
ご自身で通院が困難な方、介護保険で要支援・要介護を認定された方、お身体の不自由な方、その他詳しくはお気軽にご相談下さい。
老人ホームに入居中ですが、来てもられますか?
老人ホームや介護施設に入居している場合でも治療が受けることができます。ただし、施設の許可が必要です。
治療に際して、準備するものはありますか?
治療には、特別ご用意していただくものはありません。コンセント、洗面器、コップ、タオル、普段お使いの歯ブラシなどご用意下さい。
痛みが苦手な患者さまに、痛みの少ない治療を行います。そこで使用する麻酔は大きく分けて3種類ですが、その中で、およそ9割の患者さまに使用しているのが、 「笑気吸入鎮静法」 という麻酔です。笑気吸入鎮静法は大変安心していただける麻酔です。欧米諸国から広く普及し、日本でもすでに30年以上前から一般的になっております。 笑気吸入鎮静法を導入することによって、治療に対する恐怖をやわらげ、「治療を我慢できないかもしれない」「治療中にえづいてしまうかもしれない」などという不安も取り除くことができます。 ※保険適用で行うこともできます。お問合せ下さい。
ぽかぽかとした暖かい春の昼下がりに、のんびりと寝そべって、うとうとしている状況を思い浮かべてみて下さい。 そういう状態の時、何かを考えるのが嫌になりませんか? 何か心配事や悩み事があっても、「まあいいや、あとで考えよう」などと思ったりすることがありますね。 笑気吸入鎮静法を行うと、ちょうどそんな状態になります。
インプラントや親知らず抜歯など、手術を必要とする治療に対しては、通常よりも恐怖心が強くなってしまいます。そのため治療を受ける勇気が出ず、不自由な思いをしている患者さまもたくさんいらっしゃいます。そんな患者さまに利用していただいているのが、静脈内鎮静法です。 実際に静脈内鎮静法を受けられた患者さまのほどんどは痛みを感じないまま治療が終わった、という方がほとんどです。 【費用】静脈内鎮静法 55,000円(税込)
静脈内鎮静法は、精神安定剤を静脈に点滴する方法です。使用する精神安定剤は数種類を組み合わせます。 点滴を開始すると、だんだんリラックスした状態になってきます。体が温かくなり、心地いいお湯加減の温泉につかっているような、または、快適なベッドの中でぬくぬくとまどろんでいるような感じになります。 その後、1~2分もすると眠気が強くなり、最終的に眠ってしまいます。ただし、患者さまや状況によっては意識が残ることもあります。 治療に伴う痛みや不快な音などは、ほぼ気にならなくなり、「いつの間にか治療が終わっている」という状態になります。術中のことを全く憶えていない患者さまもいらっしゃいます。 意識が残っている場合は、スタッフが声をかければ反応できます。うとうと眠ってはいるけれど、答えることができる状態というわけです。
1まず静脈から点滴をします
まず静脈に点滴します。場所は主に腕に行いますが、患者さまによっては手の甲など、他の部分にすることもあります。点滴をする際の静脈注射に対する痛みを完全になくすことは難しいのですが、細い注射針を使用しているため、注射に対して怖いと思っている患者さまでさえも、そこまでつらくないということがほとんどです。
2点滴がスムーズにいっていることを確認できた時点で、精神安定剤を注入
点滴がスムーズにできていることを確認できた時点で、精神安定剤を注入していきます。安定剤の量は患者さまの様子を見ながら調節していきます。
3その後、必要に応じて局所麻酔を行います
患者さまが完全に痛みなどを感じなくなったことを確認した後で、必要に応じて局所麻酔を行います。笑気吸入鎮静法と同じく、静脈内鎮静法も麻酔効果は得られないためです。治療がスタートした後も、患者さまの心拍や血圧などのデータをリアルタイムでチェックしながら、万一の場合に備えます。たとえ患者さまの状態が急変しても、対応できるようにする為です。
使用する精神安定剤は、いずれも有害な作用がない、とても安全なものの為、その点も安心していただけます。静脈内鎮静法を利用する方も決して少なくありません。治療時間が3~4時間かかり、一度に多くの歯を治療するときは、静脈麻酔法を用います。
通常の状態に戻るまでは、クリニックでゆっくり休んでいただきます。
また、「車や自転車等の運転を控える」「患者さまの様子を的確に把握するため、口紅やマニキュアをとってもらう」「当日は帰宅後も安静にする」など、いくつかの注意事項があります。翌日からは普段通りに生活していただいてもまったく問題ありません。
なお、保険診察は、きわめて細かいルールが決められています。歯科で使える薬剤・材料や、歯の治療にかかる回数や期間など、制限が多くあります。静脈麻酔法では、短期集中治療を行います。そのため、保険のルールに当てはまらないケースが多くなり、自費診療となります。
専用のマッサージチェアーで体の疲れをほぐしつつ、顔や歯肉のマッサージを行います。 お口の中だけではなく、心も体も癒していただきたいという思いをこめました。 食育インストラクター、健康管理士一般指導員の資格を持った歯科衛生士が、生活習慣などについて伺い、食べ物や運動など、生活習慣へアドバイスもさせていただきます。
生活習慣病の指導のため、体脂肪率や筋肉量などを測定する「インボディ」を導入しております。歯と生活習慣病は密接に関係しています。歯をきれいに治しても、何かの病気で倒れてしまったら意味がありません。体組成分析装置「インボディ」の測定データをもとに、健康に関するお話をさせていただきます。
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